和泉市きまぐれWatch

大阪府和泉市のネタをきまぐれに取り上げる個人ブログ

大阪府と和泉市が調停を受諾:府立横山高校跡地・アスベスト問題

大阪府立横山高校跡地・アスベスト問題に関して、アスベストを取り除く費用を大阪府に負担するよう大阪・和泉市が申し立てた民事調停で、大阪簡易裁判所は大阪府に対し、費用の6割にあたる5500万円を支払うよう勧告した、という話。大阪府と和泉市は、勧告を受け入れる方針、とのこと。
アスベスト除去で調停受諾へ - NHK 関西 NEWS WEB
アスベスト問題、和泉市と府が合意へ|MBSニュース-MBS毎日放送の動画ニュースサイト-


この件については、以前のブログ記事でも取り上げました。
旧大阪府立横山高校の校舎から、アスベスト(石綿)|和泉市きまぐれWatch

アスベスト発覚までの経緯は、NHK関西の記事がわかりやすいので、ここで引用:

大阪・和泉市は、7年前に閉校した大阪府立横山高校を、3年前、市有地と交換する形で取得しましたが、去年4月に校舎を調査したところ、6か所から国の基準を超えるアスベストが検出されました。



一見すると「なんで土地を交換する前に、府・市ともアスベストを確認しなかったのか?」と思うかもしれません。実は、府が調査した平成17年時点でのアスベストの基準はクリアしていたが、和泉市が改めて調査した(以前より厳しくなった)最新の基準では「ノー」となった、とか……。

このあたりの経緯は、杉本淳・和泉市議のブログ記事「淳のよもやま話:第2回市議会終わる!」で詳しく説明されていましたので、こちらも引用させていただきます(強調部分は私)。


しかし、ここが問題であり、交換したのが平成二十四年。つまり、アスベストの基準は、すでに厳しい基準に変わっており、大阪府が調査し、クリアした平成17年の基準は、現在、「ノー」となってしまっていて、和泉市が改めて、調査したところ現在の基準では、言うまでもなく「ノー」となってしまっており、このままでは、アスベストの除去工事が余分に必要となり、それも生半可な金額では済まず、約1億4千万円の費用が嵩むことから今回大阪府に対してそのアスベストの除去にかかる費用の追加負担を求める「民事調停」を申し入れることとなった。


問題は、交換した契約書の条文が大阪府の言い分では、交換契約締結後においては、双方「異議を唱えないこと」とあるから、今更・・・・という主張に対し、いやいや、こんな当然知らせるべき重大な瑕疵(基準を超えるアスベストの存在)を相手方に伝えていないとは、これはどう考えても許されることではない。とご最もな主張。



……というわけで、一個人(和泉市民)としては、大阪府に「毒まんじゅう」を喰らわされた印象なのですが(汗) 今後は、このような土地・建物を交換あるいは譲り受けたりするなどのケースでは、契約前に市側でも基準値などのチェックを行うことが必要となりますね(>Д< ;)