和泉市きまぐれWatch

大阪府和泉市のネタをきまぐれに取り上げる個人ブログ

マスコミの被災地報道活動も「救援活動のひとつ」では?

熊本地震について、マスコミ(マスメディア)の行動が問題視されるケースがありました。例えば、熊本県内のガソリンスタンドで関西テレビ放送(関テレ)の中継車が、給油待ちをしていた車の列に割り込んで給油した件。あるいは、被災地で取材していた毎日放送(MBS)の男性アナウンサー(39)が、現地で調達した弁当の写真を自身のツイッターに投稿し、批判を受けた件など。

しかし私としては、例えばガソリンの件では、マスコミの車両にガソリンを優先しても良いのでは? と思うのです。というのも、マスコミによる被災地報道活動もまた、自衛隊や警察・消防などと同じく「救援活動のひとつ」である、と考えるからです。


いち早くテレビやラジオなどマスコミ関係者が被災地に入り、現地の状況を報道してくれることで、私たちは被災地の各地域の被害状況などをリアルタイムに知ることができます。そこから、救援活動の準備や救援物資の発送などにつながるはずです。またそうした情報は、被災地の人たちにとっても役に立つ(役に立った)はずです。

そもそもマスコミが被災地に入って報道してくれなければ、どうやって私たちは被災地の状況をリアルタイムかつ詳細に知ることができるのか? 被災自治体や警察・消防・自衛隊などが情報を発信することはないのですし(そもそも不可能)。

そう考えると、マスコミによる被災地での報道活動もまた、自衛隊や警察・消防などと同じく「救援活動のひとつ」であると、私は思うのです。そうであれば、食料や燃料の件でも、同じくマスコミにも優先しても良いのではないかと考えるのです。


たしかに、マスコミの取材方法や被災地での行動などには、問題視されるものもあるようです。それに対し「マスコミは被災地から出ていけ」などという批判もあるとか。とはいえ、マスコミが被災地に入って取材しない限り、被災地の状況が外部に伝えられることはないでしょう。


地震発生から一週間以上が経過した現在では、避難所によって物資に格差が出てきているようです。基本的には指定避難所のほうが充実しているそうですが、一方で指定外であっても、物資が十分にある避難所もあるとか。

産経新聞の記事によると『熊本県益城町の大型展示場「グランメッセ熊本」には全国から支援物資が届き、毎日2~3のボランティア団体が炊き出しする。医師の巡回も毎日あり、仮設トイレ13基も設置されている』とのこと。この理由として県関係者は『「グランメッセは大量の車中泊などがマスコミで繰り返し報道された結果、注目が集まるとともに物資も人も集まってきた」と話す』とあります。

2016/04/24付・産経新聞朝刊の記事
2016/04/24付・産経新聞朝刊の記事

このように、マスコミの報道には「プラスに働く」ものもある、と思います。マスコミの取材活動でいろいろな思いをすることもあるとは思います。しかし、それはそれとして折り合いを付けて、マスコミの報道も「救援活動のひとつ」ととらえて、今後の環境改善や復興にプラスとなるよう、マスコミ関係者を前向きに受け入れていく。というのも考え方のひとつと思うのです。

と、これはなにも熊本だけに限ったことではなく、一般的な話としてですが。

時間がなくなってしまいました。うまくまとめきれていない感もありますが、ご容赦を。