和泉市きまぐれWatch

大阪府和泉市のネタをきまぐれに取り上げる個人ブログ

上伯太線問題の経緯のまとめ(個人メモ)

上伯太線問題の経緯を時系列でまとめてみた、という話。以下、個人的なメモとして。

★以下の資料をもとに作成。


基本:「上伯太線道路整備事業」は、【橋梁工事】と【道路改良工事】の2本立て。

●H15.1 都市計画道路上伯太線事業認可
●H16 年度 まちづくり交付金事業となり国からの交付金の支給が決定
→昌子の広場第104報

●H19.8.9 代替グラウンド借用予定地だった自衛隊敷地内グランドの使用が不許可となる
URとの交渉を再開。
→議員全員協議会(H22.4.2):藤田充議員のページ

●H19.9.28
「議案第49号 工事請負契約締結について(上伯太線橋梁工事)」、平成19年第3回定例会で可決。
【橋梁工事】について、竹中土木と約8 億円で工事請負契約。うち、王子グランドの復旧費4.8 千万円。
★代替グランドの工事は、この【橋梁工事】には含まれておらず。そもそもこの時点では、公式には代替グランドを整備する話がなかった。
→昌子の広場第104報

●H19.10.11 URへ代替グラウンド使用願いを提出
【橋梁工事】契約にない代替グラウンドの借用を依頼。
→昌子の広場第99報

●H19.10.25 URより松尾寺地区の使用許可を得る
→議員全員協議会(H22.4.2):藤田充議員のページ

●H19.11 代替グラウンドの整備決定
松尾寺地区に新たに代替グラウンドを建設することに。
竹中土木の当初見積では約1500 万円。前市長らの了解を得て決定
この際新たな予算の措置を行わず、契約もしないまま、「事後処理」で対応するという前提で、竹中土木に工事実施を指示。
★この代替グランドの工事は、当初の【橋梁工事】には含まれていない。このため、本来ならこの時点で「変更契約」の手続きを経なければならなかった。しかし、必要となる予算も工事も、議会の議決を経ずして着工。費用は、王子グランドの復旧費を流用
→昌子の広場第104報

●H19.12 代替グラウンド 着工
工事の実行に際し、水はけが悪い等当初予測出来ない事情が発生。また、グランドの舗装や球場の向き等についての、リトルリーグの要望に対応。このため、工事費は大幅に増加。
最終工事費は5700 万円にも膨れ上がった。
このような状況を担当課長、部長が十分認識していなかったし、前市長らにも報告が無かったと主張している(?)(注:?マークは、会報原文のママ)
→昌子の広場第104報

●H20.3 代替グラウンド 完成
→昌子の広場第104報

●H20.10 【道路改良工事】に関して、矢野建設と約2 億円で請負契約締結。
その中に王子グラウンドの整備が6.1 千万円含まれる。しかしこの当初予算には王子グラウンドの整備費は含まれていなかったこの工事は【橋梁工事】の中で行うことになっていたので当然含まれない。また「2 重契約」にも当たる)。
→昌子の広場第104報

●H21.3.25 増額の補正予算
議案第31号「平成20年度和泉市一般会計補正予算(第5号)」、平成21年第1回定例会で可決。
代替グラウンドの工事費が膨れ上がった為、王子グラウンドの整備費を松尾寺グラウンドの整備に流用。
しかし、資材の単価アップ等で「全体の工事費が膨らんだ」ため、増額の補正予算を議会に提出。その際、市は松尾寺グラウンドの件を一切明らかにせず
→昌子の広場第104報、会議録

●H21.3.18~H21.6 王子グラウンドの整備
整備費が、工事内容の変更等で約2 倍の1.2 億円に膨らむ
→昌子の広場第104報

●H21.6.14 和泉市市長選挙
辻ひろみち氏が市長となる

●H21.10 市が「和泉市法令遵守等対策会議」を設置(していた)
→昌子の広場第99報

●H21.11.05 決算審査特別委員会(2日目)に、報道関係の取材?
議員から、上伯太線についての問題が初めて指摘された?
→『今日は朝一番なぜか報道関係の取材が入り、写真だけ写して短時間で帰られました』(市民の力で政治を変えよう:決算委員会2日目 - livedoor Blog(ブログ)

●H21.11.6 決算審査特別委員会(3日目)、市の対応状況について答弁
★「平成21年 11月 決算審査特別委員会-11月06日-03号」(P.131 山下和也副市長)で、上伯太線工事に関する担当課の事務手続等に対する市の対応状況について、以下の答弁あり。
H21年9月9日、飯坂副市長が担当課の都市デザイン部道路河川課から、上伯太線工事に係る工事内容の変更について報告を受ける。その後、その事務手続が適正に行われていたかについて、担当者から事情聴取等を行った。その結果、適切な事務処理が行われていなかったと判断。
10月13日付で、飯坂副市長からその内容を市長に報告
10月15日、和泉市法令遵守等対策会議を設置
11月5日までに7回会議を開催、担当職員及び施工業者からの経過説明、状況報告等を聴取し、現在、問題点の整理、分析等を行っているところ。議員全員協議会等で報告を予定。
→会議録

●H21.11.9 決算審査特別委員会で「平成20年度一般会計決算」が不認定になる。
★不認定の原因は、もちろん上伯太線問題。
★決算審査の不認定は、和泉市制始まって以来とのこと。
決算の認定とは、市長の予算執行が議会の議決を経た予算通りになっているかを確認するもの。議決予算からの逸脱や不正がない限り、認定されるのが普通。
→昌子の広場第99報、会議録

●H21.11.18 議員全員協議会
議員全員協議会で、「和泉市法令遵守等対策会議」委員会報告。
→昌子の広場第99報

●同11.18 関西テレビ『スーパーニュース アンカー』で、上伯太線のことが放送される
→『「渡れない橋」って、どこ?(関西テレビ『スーパーニュース アンカー』2009年11月18日放送分)』

●H21.11.30 補正予算、可決
1.1 億円の追加工事費補正予算が、第4回定例会(12月議会)で可決。議案第74号「平成21年度和泉市一般会計補正予算(第4号)」。
★議会にとっては「苦渋の決断」?
→会議録

●H21.12.11 平成20年度和泉市一般会計決算、不認定
認定第3号「平成20年度和泉市一般会計決算認定について」不認定
★上伯太線工事で不正・不適切な問題があったと、議会が判断したことになる?
→会議録

●H21.12.11 工事請負契約の変更、可決
工事請負契約の契約金額を変更。第4回定例会。議案第85号「工事請負契約の変更について(上伯太線道路改良工事)」。
★議会にとっては「苦渋の決断」?
→会議録

●H22.3末 上伯太線道路整備事業 工事完了

●H22.4.9 「上伯太線道路整備工事のお詫びとご報告」を辻宏康市長名で発表
上伯太線問題の関係職員に対して、降任や減給を含む処分を3月30日付けで行ったとのこと。
和泉市: 上伯太線道路整備工事のお詫びとご報告

●H22.6.24 市が損害賠償請求を発表
6月15日に前市長の井坂善行氏、前副市長の松田孝氏と市職員2人の合わせて4人に対し、損害賠償請求を行ったことを発表。期限は、7月15日。
和泉市: 市道「上伯太線」整備にかかる損害賠償請求について

●H22.6.25 上伯太線 供用開始
和泉市: 市道「上伯太線」が6月25日に供用開始

●H22.7
前市長らが損害賠償請求に応じなかったため、市は損害賠償請求訴訟を行うことに。議会の議決が必要となるため、8月26日に臨時議会を招集する予定。

●H22.8.26
臨時議会で、前市長らへの損害賠償請求訴訟が可決される。
議長を除く22名中、反対6、賛成16で可決。

●H22.9.15
和泉市は、前市長ら4人に対して、計約4500万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁岸和田支部に起こす。