和泉市きまぐれWatch

大阪府和泉市のネタをきまぐれに取り上げる個人ブログ

槙尾川ダム問題:市長らが知事に要望書を提出

槙尾川ダムについて、辻宏康(ひろみち)・和泉市長およびダム建設を求める地元住民が25日(月)に府庁を訪れ、橋下徹知事あてに「地元の意見を反映した方針で治水対策を行ってほしい」と求める要望書を提出した、という話。26日付産経新聞朝刊に掲載されていた情報です。


記事によると、『地元住民有志は「安心して暮らすためにはダム事業の継続が必要」と要望』したとのこと。そして『市も「早期に治水対策を実現するには、ダム建設事業を続けてもらいたい」としている』という。また『橋下知事が継続か中止かを最終判断する前に、地元住民の意見を聞く場を設けるよう』要望書では求めている、のだとか。


ところで、この槙尾川ダム問題に関連して、小林昌子議員の会報『昌子の広場第94報』に、こんな記事が掲載されているのを見つけました。「平成21年7月発行」ということで、ちょうど辻宏康・新市長が誕生した直後の会報です。


●槇尾川ダム問題
氏は私たち槇尾川ダムの見直しを求める連絡会の公開質問に以下のように答えられました。

1)槙尾川ダムについて見直しも含めて検討する。
理由:大雨で被害を受けた大畑地区、坪井町から強いダム建設の要望から取り組まれている事業ではありますが、自然環境に対する負荷の大きいダム事業以外に地域の防災防止効果が期待できる方法があれば再検討していきます。

2)治水のあり方について
自然環境の保護に配慮しながら、大津川水系の保水・遊水機能を確保するための施設を整備し、水害に対して安全な土地利用や建築方式の採用を指導すると共に、洪水時の警戒避難態勢整備の取組みを推進していきます。

3)自然環境について
槙尾山の地形・植生・気候に適応している動植物を守るには、その自然環境を保護する以外にないと考えています。

4)槙尾川ダム事業について選挙公約に入れる予定はありますか。ない
理由:和泉市再生まちづくり11プランの中で、「都市環境を創造し和泉の文化力をアップさせます。豊かな歴史と文化の伝承」に含まれていると考えています。

5)ダム問題に取り組み、ダムではない他の方法を提唱している専門家の意見を聞く予定はありますか。ある
理由:適切な情報を入手して、的確な判断を下すのは当然です。

6)市長としてダム予定地を視察されますか、する
理由:和泉市長が、和泉市内で行われる重要な事業を視察も含めて熟知していることは当然であると考えています。


以上、今までの市長とは異なった考えをお持ちのようであり、十分連携をとって対応したいと思います。



当初、辻市長も橋下徹知事と同じく「ダム建設見直し派」だったようです。しかし、1年のうちに再検討された結果、「ダム以外の対策は無理」という判断に至ったのでしょうか?


なにはともあれ、ダム建設については、11月2日に予定されている府河川整備委員会の結果を受け、橋下知事が判断する……ようなので、この日の知事の判断に注目ですね。