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和泉市立中で体罰:女性教諭を減給処分 バスケ部員13人に34回体罰7人けが

大阪府教育委員会は7月12日、同府和泉市立中のバスケットボール部顧問だった女性教諭(57)が、女子部員13人に計34回の体罰を繰り返したとして、減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした、という話。部活動の指導中に平手打ちしたり髪を引っ張ったりし、うち7人にけがを負わせた、とのこと。2月に保護者から和泉市教委に連絡があって発覚した、そうです。


女性教諭は平成23年8月~25年1月、部活動の指導中に、指示通りにプレーできなかったなどの理由で、女子部員13人に対し、足を蹴ったり顔をげんこつで殴ったりするなどの体罰を計34回繰り返した、とのこと。うち7人が鼻血を出したり、舌や口の中を切ったりするなどのけがを負った、のだとか。他校との練習試合中に、当時1年生だった女子部員を右手で左右の頬を計5回たたいたほか、水筒の底で頭をたたくケースもあった、そうです。


この件については、小林昌子・和泉市議のブログ記事「市民の力で政治を変えよう:部活動での体罰 - livedoor Blog(ブログ)」に、この中学校の対応が紹介されています。
簡単にまとめると、以下の通り:
  • 保護者全体に「部活動での体罰とその対応について」の文章を配布
  • 体罰を行った女性教諭を、指導から外した。
  • 部活動は他の部活動顧問4名が兼務し、活動を継続。
  • 顧問4名のうち1名が、被害生徒へのケア・部員からの相談窓口を担当。
  • 3月5日に全校生徒対象に「生活アンケート」を実施。その他の部活動においては体罰等の指導が無いことを確認。


個人的には、生徒に対する体罰は許されないことだと思います。罪を犯した受刑者にさえ、体罰は認められていません(刑務所で刑務官が受刑者に、体罰を加えることができますか?) ましてや、生徒に体罰が認められて良いとは、思えません。
※もちろん、昔は体罰がありました。そして体罰を容認する風潮があったことも事実です。しかし現在では、状況が異なる、と思います。
※ちなみに、「生徒に対し、いかなる罰も与えてはならない」というわけではありません。念のため。

また、体罰には以下のようなデメリットがあると、個人的には考えています:
  • 生徒にケガをさせる(最悪の場合、後遺症も)
  • 生徒の心に傷を負わせる(最悪の場合、トラウマになることも)
  • 体罰を受けた生徒が、同級生や下級生に体罰を加える
  • 体罰を受けた生徒が大人になったとき、同じように体罰に頼った指導をする(自分の子供、あるいは生徒や部下など)
※とくに「体罰の遺伝性」は問題であると考えています。体罰は教えられて、受け継がれていくものだと思うからです。


ところで一方で、この女性教諭は、実際に指導を受けていた生徒たちからは慕われていたようです。ツイッターでは、「怖いけど、いまどきあんな先生はいない」「あの先生めっちゃいい」「バスケの事、何も知らないくせに」「それ(体罰)があのセンセイの教え方、そうやって色んな生徒を上手くしてきた」「体罰とかうるさい」といった、女性教諭を擁護する意見・今回の処分に対する不満など、たくさんツイートされています(このことは、桜ノ宮高校のケースと似ている……と思いました)。


いずれにしても個人的には、市内の他の中学あるいは小学校において、体罰指導が行われていないのか? 和泉市教委では調査したのか? が気になったりもするのですが……そのような調査を行ったのかどうかは不明です。


【参考リンク】